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【中国】CCIA、英LBG社の企業コミュニティ参加評価システムを紹介

8月21日午後、“行動する企業市民”(CCIA)が上海で“企業のコミュニティ参加”(CCI)評価システムの紹介と事例分析を行うシンポジウムを開催し、中国社会に適したCCI評価システム構築の試みを行った。GLI事務局長の李凡とスタッフの朱征は招待を受けて出席した。オックスファム、オラクル、B&Qなどの企業やNGOの代表が参加した。

CCIA(Corporate Citizenship in Action)は、浦東NPO発展センター傘下に新しく設立された諮問機構で、イギリスの企業市民会社(The Corporate Citizenship Company)の中国代理として、中国駐在企業のCSR担当者を対象に、英国LBG(London Benchmarking Group)社のコミュニティ参加評価システムを紹介・推薦している。

現在、世界にはすでに何種類かのCSR管理評価システムが流行しているが、LBGは英国に109社の会員企業を有している。CCIA責任者の余暁文女史の紹介によれば、このモデルの特長は、企業責任と企業経営を切り離して考える伝統的モデルを、そのふたつを統合した総合的管理モデルに転化させることで、企業がコミュニティに参加するというインプット(貢献)と、それにより生み出されるアウトプット(影響)を区別するとともに、段階的に関心の重点をインプットからアウトプットに移していくことを企業に促す。 LBGのシステムは、企業のコミュニティ貢献を数量化するツールであるだけではなく、企業とコミュニティがその連携の中から獲得する利点を判断し評価する方法をも提示している。
 
LBGは、企業がコミュニティのために行う貢献を低から高までの5つのレベルに分けている:

強制的貢献

、基本的貢献:企業が社会の需要を満足するために従事する商業活動において、合理的な価格の生産物とサービスを提供すること;

、強制的貢献:企業が法律法規を順守するため、あるいは契約を履行するために従事するコミュニティ貢献活動;

自発的貢献

、コミュニティの利益をも考慮した商業活動:コミュニティにおいて商業活動に従事することで、会社のブランド力を高める。

、コミュニティ投資:コミュニティと長期の戦略的パートナーシップを構築して、関連する社会問題を解決し、企業の長期的利益を保護する。

、チャリティ寄付:慈善団体とコミュニティ組織の需要を満足して、広範な社会公益を支持する。
 
LBGシステムの計算方法により数量化後のインプットには以下のものが含まれる

、CCIプロジェクトのコストの通貨価値:現金、時間、数量化可能な物資、生産物とサービス

、管理コスト:CCIプロジェクト要員の賃金、福利と雑費

アウトプットとして計られる項目

、レバレッジ資源:企業のコミュニティ活動から派生した資源(政府の出資、他のパートナーからの寄贈)

、コミュニティ収益:プロジェクトがコミュニティに対して生じた影響。 (コミュニティ受益者、NGOパートナーに対して生じた影響)

、企業収益:プロジェクトが、企業に対して生じた影響。 (ブランドイメージ、従業員のモチベーション、市場占有率に対する影響)

長期的影響

例えば、政府やその他の組織が、企業のCCIプロジェクトにより生じた効果と反応によって、投資を続行する。

LBGシステムの導入を通じ、会員企業は自社の社会貢献の状況に対し、より正確な評価と判断を下すことができる。

このほか、 LBGは、会員企業が提出したデータに対し、横方向(業界間)と縦方向(企業規模間)で同類比較をしており、各業界、企業規模別に参照できる関連データを提供している。

このシンポジウムに参加したCSR責任者は、各々の会社のCSR方面の業績を分かち合った。一部の参加者からは、CSR部門は時にもっぱら金を遣う部門とみなされ、提案が企業上層部の理解を得ることは難しいが、数量化できる評価方式を合理的に導入することは、企業がよりよく影響と収益を把握する助けになるという声も聞かれた。

今回の活動は、香港オックスファムから賛助を受けている。

文責:朱征 翻訳:松江直子

 

作者:  松江更新 |  各国ニュース |  21 September 2007 |  00:00

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