
| 2007年9月16日夜、GLIのアレンジよる北京大学未来社会企業家協会と日本のETIC一行との交流会が、北京大学百周年記念講堂にて行われた。交流会は、北京大学未来社会企業家協会が立案し、北京大学、北京外国語大学、北京師範大学などの大学や短大から60人あまりの参加があった。日本側は、ETICとSVP(Social Venture Partners)のふたつの支援型組織のほか、東京大学・慶應義塾大学等の学生が参加した。
会議では、社会がなぜソーシャル・イノベーションと社会起業家精神を必要としているか、日本と中国の大学生がソーシャル・イノベーション分野で行っていることの紹介が行われ、それぞれの事例を分かち合い、交流した。私たちは、ビジネスの手法を運用した社会問題の解決によせる日中両国の大学生の情熱とその奮闘ぶりを垣間見ることができた。
北京大学未来社会企業家協会の前会長・沈笑宇さんは、社会企業の発展及び第三世代の社会起業家に対する認識について述べるとともに、社会領域に注目し自分がやりたいことするのだという情熱を語った。そして中国の社会企業である「吉美堅賛福利学校」の事例紹介のあと、北京大独自の取り組みを紹介した。 今年、北京大学光華管理学院の人的資源専攻を卒業した張浩而さんは、同級生とともに立ち上げた潤霊公益事業コンサルタント(公益事業の効率化と合理化に尽力する社会企業)を、第2、第3セクターをつなぐプラットフォームにしたいと考えている。「私たちの任務は、第一にNGOの優秀なプロジェクトの改造をサポートし融資すること、第二に、企業の公益予算の効率化と実行の督促、第三に、NPO・NGO・社会企業の基礎研究です。私たちの任務の核心的原則は効率化と社会企業化です」と張さんは語った。
中国の大学生が、自分たちの経歴を紹介した後、日本の慶応義塾大学の木村倫子さんが、自分やほかの日本の大学生が行っていることを紹介した。一年の時は模索状態、三年で有機農業、四年でフリーペーパーを創刊するなど、井上英之先生のサポートのもと、井上研究会を立ち上げた。「研究会は三つのパートに分かれていて、一つは社会企業の技巧、二つ目は社会企業の分析研究とソーシャル・イノベーション理論、三つ目はコミュニティの作り方です」木村さんによれば、「社会企業は商業と違って、社会資源を動員しなくてはなりません。そこで、研究会はこの三つのパートを組み合わせ、メンバーは毎回各プロジェクトを共有し、その進展と問題を報告します。」最後に木村さんは、日本の大学生が自分の専門分野、たとえば、服装デザインや映画・建築などを通じて、周囲の人を助け、周囲の環境を変革した事例を紹介した。 北京ソーシャル・イノベーションフォーラムのLudovic Bodinさんが今回の会議に対する総括を行い、日中の大学生や社会企業家の事業を肯定するとともに、中国でショーシャル・イノベーションを推進したいという希望を表明した。 文責:吉祥 翻訳:松江直子 校正:朱恵雯 |
作者: 松江更新 | GLI関連 | 17 October 2007 | 00:00