
| 5月12日に中国四川省一帯を襲った大地震のニュースに、中国各地の民間組織は、すぐに立ち上がった。とにかく現地に入ったものの、大きな余震が続く現地で、効果的な活動が難しかったり、メディアで取り上げられた場所ばかりにボランティアが集中したりといった混乱も一部に見られたようだが、民間組織の災害支援連合声明が発表され、支援情報のポータルサイトが立ち上げられた。
被災地のために、何かせずにはいられない多くの人の気持ちは、大きなうねりとなり、中国全土に渦巻いた。これを一過性のお祭りごとに終わらせず、中国市民社会やボランティアにとっての大きな成長につなげるため、これからの復興支援にどう取り組むかが、正念場となる。 今年2月、中国南部の大雪害に、民間組織による救援活動の動きはあまり伝えられず、議論が巻き起こった。GLI上海事務所では海外のNPOとボランティアによる災害救援の事例を集めて特別号として発行し、この問題を考えるヒントを提供した。東京事務所では、ホールアース自然学校の広瀬敏通氏と、Plus Artsを取材し、関連記事を提供した。 たった3ヵ月後に起こった大災害に、東京事務所スタッフは再び広瀬氏を訪問し、より具体的なアドバイスをいただいて中国語サイトに掲載すると同時に、同氏から紹介していただいた「自然災害ボランティアABC」の一部を、翻訳ボランティアの力を借りて至急翻訳し、中国語サイトに掲載している。 http://www.glinet.org/standard.asp?id=6032 ボランティアに必要な具体的な装備や心得、そして時間と共に変化していく被災者の心理状況やそのケアについてなど、細かく記された内容は、かならずや中国の救援ボランティアの役に立つことだろう。 文責:松江直子
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作者: 松江 | GLIニュース | 28 May 2008 | 00:00